【 紹介文】
ダイナミックに産業構造が変化している中、従来の「モノづくり」(例えば車の製造)から、「コトづくり」の提供へ産業が移行していくと予測し、品質保証の在り方を提言している。
「コトづくり」とは、自動車業界であればモノ=車の提供から、例えば移動の目的である「コト」(体験)を実現する、すべての手段と目的をワンストップで提供するプラットフォームの提供などを指す。顧客の「コト」=体験の満足度は、機器の性能に加え、例えば「感情的価値」の視点が必要で、その面での品質保証が必要であると提言している。
製造業に携わるメーカは、自らの産業に照らし合わせ、「コト(サービス)」とは何かを考え、事業化の実践し、品質保証はどうあるべきか、検討すべき時期がきている。