Test Navi Report

規格情報「JTM K 07:2022 温度試験槽−性能試験方法及び性能表示方法」の発行

Abstract
 温度試験槽の性能試験方法、性能表示を定めた日本試験機工業会(JTM)規格 JTM K 07:2007 を改正した2022年版が発行された。本報告では温(湿)度試験槽性能確認規格の変遷から、今回の改正の経緯、変更点の概要について紹介する。なお本報告は概要についてであり、詳細については発行されたJTM K 07:2022を参照願いたい。
 本文の内容は、日本試験機工業会発行の広報誌「TEST」Vol.66(2023年1月発行)にて報告した内容を一部追記、再構成したものである。

 

JIS C60068-3-5:2020、JIS C60068-3-6:2020「温(湿)度試験槽性能確認指針の改正について」

Abstract
 2018年に温(湿)度試験槽の性能確認のガイダンスであるIEC規格「IEC 60068-3-5、IEC 60068-3-6」が改正されたのを受け、一致規格(IDT)として2020年9月23日に「JIS C 60068-3-5:2020 支援文書及び指針―温度試験槽の性能確認」、及び「JIS C 60068-3-6:2020 支援文書及び指針―温湿度試験槽の性能確認」が発行された。
 本報告では、JIS規格の改正内容について2006年版及び2008年版との比較と規格概要を紹介する。
 なお、本報告では概要についてであり、詳細については発行されたJIS規格を参照願いたい。
 本文の内容は、日本試験機工業会発行の広報誌「TEST」Vol.58(2021年1月発行)にて報告した内容を一部追記、再構成したものである。

 

『電動車両用二次電池GB規格に関する国際比較』パック・システム編(パート2)

Abstract
 Test Navi レポート 124号にて「電動車両用二次電池GB規格に関する国際比較−セル・モジュール編(パート1)」を紹介した。今号よりパック・システムに関するGB/T31467.1〜3シリーズ規格(以下「GB規格」と称す)とその参照規格となるISO12405-1〜3シリーズ規格(以下「ISO規格」と称す)との技術差異について比較を行い、中国市場向けのバッテリーシステム製品評価における注意すべき点を明確にする。また、今年5月に公布されたバッテリー安全性試験強制国家規格の試験項目及び最新の試験技術について報告する。本レポートは、2回シリーズのパート2である。

 

電動車両用二次電池GB規格に関する国際比較 セル・モジュール編(パート1)

Abstract
 Test Naviレポート121号にて「中国標準化制度及び適合性評価制度について」を紹介した。この内容を踏まえて、今号より2015年に公布された6つの車載二次電池用GB規格の中で、中国の二次電池適合性評価体系における運用状況や代表的な事例を用いて、関連GB規格の適用範囲、検査項目、試験方法及び判定基準等内容について説明する。また、これらのGB規格をIEC62660シリーズ規格及びISO12405シリーズ規格と比較から国際規格との共通点や相違点を具体的な事例を用いて説明する。本レポートは2回シリーズのパート1である。

 

中国の標準化制度及び適合性評価制度について

Abstract
 中国標準化制度は国際ルールに則って整備されており、中国標準化体系において重要な位置を占める国家規格は国際規格との整合性が高い。そのため、中国標準化制度の内容は容易に理解できる。しかし、国家規格の実施(適合性評価を含む)について、内容の見直し改訂が相次ぎ、国家規格の執行に関する「規制」や「条例」などの施行により、現場では不得要領や対応不備が度々発生しているようである。本稿では、まず国家規格を中心に中国標準化制度の概要を紹介し、次に具体的な事例に基づき国家規格の実施状況、特に適合性評価(認証認可)制度を概要的に説明する。国家規格に対するご理解の一助となれば幸いである。

 

Abstract
エスペックは、JAB(公益財団法人日本適合性認定協会)から、温度試験槽、温湿度試験槽の校正機関として、ISO/EC 17025に基づく校正を行う能力を有していることを認定された。今後、従来の校正業務に加え、環境試験器のISO/IEC17025認定校正(国際MRA対応校正)の実施が可能である。本稿では、これら環境試験器のISO/IEC17025認定校正について、紹介する。

 

Abstract
この規格は、機能安全規格IEC 61508を基本安全規格とする自動車の電子制御に関する製品安全規格として位置づけられる.本稿では、IEC 61508とISO 26262との用語法、フレームワーク、要求事項等について校合している。そして、ISO 26262はIEC 61508の考え方を的確に反映して当該分野の機能安全要求事項を構成していることを示している。すなわち、ISO 26262はIEC 61508におけるSIL/リスク軽減、決定論的能力、安全側故障割合(SFF)を夫々ASIL/リスク軽減、ASIL具現化のための分解、フォールトメットリクスなどとして当該分野用に仕立て直して具体化している。今後は、ISO 26262の実施により自動車電子制御における機能安全のさらなる向上が期待できよう。

 

Abstract
温(湿)度試験槽の性能について、各メーカーあるいは、各ユーザーが独自の方法や表示を使うと、どの性能がいいのか、悪いのか判断がつかなくなります。そのため日本試験機工業会(日本語略称:日試工、英語略称:JTM)が制定したJTM規格が、長い間使われてきました。 2006年に国際規格IEC及び日本工業規格JISとして、温(湿)度試験槽の性能について規格が制定され、JTM規格もIEC/JIS規格に整合のため大きく変わりました。 温(湿)度試験槽の性能試験方法及び性能表示方法の主な変更点について解説します。

 

Abstract
日本試験機工業会では,温度試験槽内に実現される温度の不確かさを評価するための規格を,JTM K 08「温度試験槽における温度の不確かさの評価方法」(以下,K 08)として2007年7月に発行した。この規格では,2007年3月に発行されたJTM K 07「温度試験槽−性能試験方法及び性能表示方法(以下,K 07)」にもとづいて不確かさが考えられている。K 08における不確かさの考え方と求め方を以下に解説するとともに,議論になった点や規格として統一できなかった点にも言及した。

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Abstract
環境試験装置には,日本試験機工業会(以降,日試工)が制定した規格がある。日試工で新規格JTM K 07「温度試験槽−性能試験方法及び性能表示方法」が進められている。この新規格は,国際規格IECおよび日本工業規格JISとの整合に伴い,従来の環境試験装置の性能試験方法および表示方法から大きく変わることになる。そこで,この規格制定に至る経緯と規格の主な内容について解説する。さらに,温湿度試験槽の性能試験方法および性能表示方法について,今後の動向を紹介する。

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Abstract
液晶表示デバイスの環境試験に用いられる国際規格が、IEC61747-5(Environmental,endurance and mechanical test methods)として発行されている。ここでは、この規格制定の背景、経緯、そしてその内容について、主に気象的環境試験を中心に概説する。

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Abstract
環境試験装置については、日本試験機工業会(JTM)が規格を制定している。今回、JTM K01 − 1991「恒温恒湿槽の性能基準」が、1998 年10 月に改正され、JTM K 01:1998「恒温恒湿槽−性能試験方法及び性能表示方法」となった。この規格の主な内容について解説する。内容の理解と改正の有無に重点を置き、細かな点については割愛した。また、環境試験装置の規格のあり方について、今後を展望してみた。

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Abstract
託験事業の中の「海外規格対応サポートサービス」で弊社と事業提携しております株式会社エーペックス・インターナショナルでCEマーキング業務ご担当の北村様にCEマーキングについてわかりやすく解説していただきました。

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Abstract
我が国における工業製品規格であるJISは、ISOおよびIECに準拠している。本規格も近い将来にJISとして制定され、電気・電子機器、部品等の環境試験方法の一つとして、取引契約の中で活用が期待されるものである。

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