Test Navi Report

HALT(Highly Accelerated Limit Test)におけるストレスの効果

Abstract
 HALT(Highly Accelerated Limit Test)における振動ストレスと複合ストレスの効果について、アルミ電解コンデンサー実装基板を用いて定量的な評価を行った。20℃における振動ステップ試験では、アルミ電解コンデンサーのリード部分が曲げ応力の影響で破断した。その一方で、振動ステップと温度サイクルの複合ストレス試験では、アルミ電解コンデンサーのリード破断に加えて、はんだ接合部のクラックと剥離が検出された。このはんだ接合部の故障モードは、コンデンサー重量とはんだ量の実装条件に関係している。さらに、80℃における振動ステップ試験において、これらのはんだ接合部の故障モードを検出することが可能である。したがって、HALTでは試験条件に応じて様々な故障モードを検出することができる。 なお、本文の内容は、2017年7月開催の「日本科学技術連盟主催 第47回 信頼性・保全性シンポジウム」にて報告した内容を一部追記、再構成したものである。

 

ブレーキ試験装置に搭載している氷点下温湿度環境制御技術の紹介

Abstract
 自動車市場において、ブレーキダイナモメーターを使用した各種ブレーキ試験が行われている。当社は以前よりこの試験を行うブレーキ試験装置への温湿度環境創造に取り組んできたが、近年、氷点下の温湿度環境制御が求められる場合が増加している。本稿は、当社がこの要求を実現するためにブレーキ試験装置に採用している氷点下温湿度環境制御技術(特許取得済)についての紹介である。

 

HALT試験における振動ストレス効果の検討

Abstract
 近年、信頼性向上の観点からHALT/HASS (Highly Accelerated Limit Test / Highly Accelerated Stress Screen)が注目されている。本レポートでは、HALTの特長の一つである6自由度の振動に関する試験事例を報告する。9種類の実装条件を適用したアルミ電解コンデンサー実装基板に対して振動ステップ試験を実施し、実装条件の違いと故障の関係を確認した。また、応力計算から故障の起こりやすさを予測し、試験結果と比較した。これらの結果により、HALT振動ストレスの弱点検出効果が定量的に評価された。
なお本レポートは、第29回秋季信頼性シンポジウム(日本信頼性学会主催、2016年11月24日開催)の報文に加筆し、再構成したものである。

 

信頼性加速試験の国際標準IEC62506の概要とそのポイント

Abstract
 加速試験は特定の故障メカニズムに注目して,通常よりも厳しい条件で行うもので,結果の解釈には十分な注意が必要である.信頼性加速試験の国際規格であるIEC62506は,信頼性技法としての共通認識や加速試験の持つリスクや限界に対する十分な理解への必要性から2013.6に制定された.また近年では,加速試験は短期開発のために寿命の推定だけでなく, HALTに代表されるように潜在的な故障の顕在化技法としても活用されている.そのため試験条件の決定や結果の判断には技法の正しい理解が求められると共に,開発フェーズでの体系的な運用が必要となる.本稿ではメンバーとして制定に携わった立場から,この規格の制定の経緯や概要を紹介する.なお、本文の内容は,2015年6月開催の「日本信頼性学会 第23回春季信頼性シンポジウム」にて報告した内容を一部追記、再構成したものである.

 

Abstract
 実際の使用環境で所定の性能と安全性を長期間維持するため、多種類の車両に搭載される電子機器および電子機器を内蔵した機械装置について複合試験が実施されている。ここでは車の使用環境を想定した温湿度と振動を組み合わせた複合環境試験の考え方の実例と紹介を行なう。

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Abstract
 ここでは、CERT導入のガイドラインとして、故障モードと環境ストレス因子との相関を注視しながら、複合ストレス下で新たに発生する故障モード、その時の単独ストレス故障モードの加速効果、および実環境に限りなく近い複合条件下における信頼性試験への適用などについて、多少乱暴な処理についてはご理解をいただくことをお断りして、概要の解説と紹介をします。

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Abstract
 同じ機器、部品でも使用される場所や、使い方が変われば、その評価試験方法も変わる。ここでは最近進歩の著しい振動と温度の複合環境試験について紹介する。

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