Test Navi Report

エスペック技術情報
『Test Navi Report』 最新号 No.32 (通巻96号)

信頼性加速試験の国際標準IEC62506の概要とそのポイント

富士ゼロックスアドバンストテクノロジー株式会社
評価技術開発統括部 品質保証&安全環境評価部 原田文明


 加速試験は特定の故障メカニズムに注目して,通常よりも厳しい条件で行うもので,結果の解釈には十分な注意が必要である.信頼性加速試験の国際規格であるIEC62506は,信頼性技法としての共通認識や加速試験の持つリスクや限界に対する十分な理解への必要性から2013.6に制定された.また近年では,加速試験は短期開発のために寿命の推定だけでなく, HALTに代表されるように潜在的な故障の顕在化技法としても活用されている.そのため試験条件の決定や結果の判断には技法の正しい理解が求められると共に,開発フェーズでの体系的な運用が必要となる.本稿ではメンバーとして制定に携わった立場から,この規格の制定の経緯や概要を紹介する.なお、本文の内容は,2015年6月開催の「日本信頼性学会 第23回春季信頼性シンポジウム」にて報告した内容を一部追記、再構成したものである.  


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