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エスペック技術情報
『Test Navi Report』 No.1 (通巻58号)
エスペック株式会社 代表取締役社長 進 信義 お客様各位におかれましては、日頃よりエスペック技術情報をご愛読賜りまして心より厚くお礼申しあげます。おかげさまでエスペック技術情報は1995年の創刊以来、57号まで発行を続けることができました。これまでエスペック技術情報には、多くのご質問やご意見をいただき、私たちの活動が、ものづくりに関わる皆様方の製品品質を維持・発展させていくパートナーとして、日々貢献させていただいていると深く感じております。 |
明星大学 名誉教授 大塚寛治 本編は、『エスペック技術情報』56号、57号からの連載です。 連載3回にわたって、信頼度的問題現象が起こる深層を深くドリルするガイドを示すことを目的に、概念を分かりやすく記述しようと試みました。まず、材料の強度や寿命を原子レベルで判断しようとし、そのため材料の原子の結合ポテンシャルエネルギに注目しました。今までの考えを実用的に利用する方法について解説します。(最終回) |
筆者 プロフィール 京都工芸繊維大学工芸学部窯業工芸学科卒業後、東京工業大学工学博士取得。 |
エスペック株式会社 技術開発本部 平田拓哉・田中浩和 導電性接着剤は、低温での実装、あるいは150℃以上の耐熱実装などの優れた特色を持つために実装技術として注目されている。その一方で、導電性接着剤特有の故障モードとして、高湿環境におけるスズめっき部品との電気的導通劣化によるオープン故障がある。しかしながら、それを評価する方法や試験条件が決まっていない。そこで著者らは、高湿環境によるオープン故障を検出可能な評価パターンや故障検出方法を開発し、それらを用いて導電性接着剤と各種めっきの耐湿性評価および導通劣化が見られたスズめっきとの湿度加速性を調査したので報告する。 なお、本レポートは、日本信頼性学会 第21回秋季信頼性シンポジウム(日本信頼性学会主催、2008年10月開催)での発表論文に加筆したものである。 |
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