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「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律
(フロン排出抑制法)」 についての点検のご案内

改訂1 2016年12月
2015年3月
エスペック株式会社

フロン排出抑制法(2015年4月施行)により、フロン類を使用した業務用冷凍空調機器の管理者(機器の所有者、使用者※1)に役割と責務が定められましたので、弊社製品についての実施事項についてご案内いたします。
※1レンタル品も含みます。
2016年3月29日 告示第二号に対応しています。

管理者(機器の所有者、使用者)様には次の点が求められます。

 点検
   1.簡易点検
   2.定期点検
 点検等の履歴の保存


<管理者(機器の所有者、使用者)様の具体的な点検方法について>

1.簡易点検

弊社製品の冷凍機搭載品は第一種特定製品となり、フロン排出抑制法によりフロンの漏れの早期発見を目的として、3カ月に1回以上の頻度で簡易点検、及びその記録が義務付けられました。簡易点検、及びその記録の実施をお願いいたします。簡易点検の一例を下記に示しますので参考にしてください。簡易点検は弊社でも承ります。弊社へご依頼の際は、お買い上げ店または弊社までご連絡をお願いいたします。
尚、下記各点検内容でフロンの漏れの可能性がある場合、お買い上げ店または弊社まで連絡してください。

1.1 設定温(湿)度と槽内温(湿)度のご確認

槽内温(湿)度が設定温(湿)度で制御され、安定しているか確認して、その結果の記録をお願いします。制御できない、もしくは安定しない場合はフロンの漏れの可能性があります。点検時期に運転を停止している場合はこの確認を省略してもかまいません。

1.2 異常振動、異常運転音の有無

装置の振動や運転音を確認してください。
装置の外装パネルに振動がないか、装置周辺からビビリ音などが聞こえないかを確認して、その結果の記録をしてください。いつもと違う振動や音がある場合は、フロンの漏れの可能性があります。点検時期に運転を停止している場合はこの確認を省略してもかまいません。

1.3 冷凍機圧力計数値のご確認

※取扱説明書の保守点検項目に圧力計の点検項目がある製品のみ対象

圧力計の高/低(吸込)圧圧力値を読取り確認して、その結果の記録をしてください。
詳細は取扱説明書を確認ください。

1.4 機器周辺の油のにじみの有無

機器周辺に油のにじみが出ていないか確認してください。
油のにじみがある場合、フロンの漏れの可能性があります。

1.5 外観の損傷、腐食、錆の有無

装置の外観に損傷、腐食、錆がないか確認して、記録をしてください。
外観に損傷、腐食、錆がある場合、フロンの漏れの可能性があります。

2.定期点検

ご使用の製品のうち、圧縮機電動機定格出力が7.5kW以上の製品は、フロン排出抑制法により、有資格者による1年に1回以上の定期点検、及びその記録が義務付けられております。
圧縮機電動機定格出力は、製品仕様書を確認してください。定期点検はフロン類の性状および取扱いの方法並びに冷凍冷蔵機器の構造並びに運転方法について十分な知見を有する者による点検が必要となります。弊社では定期点検が行える有資格者が在籍しておりますので必要な際は、お買い上げ店または弊社までご連絡をお願いいたします。

●対象となる製品

・冷熱衝撃装置
  TSA-70H-W、TSA-100S-W、TSA-200S-W、TSA-300L-W
・急速温度変化チャンバー TCC-150W
・その他7.5 kW以上の圧縮機搭載製品(※)

※弊社製品仕様書及び定格銘板で圧縮機 電動機定格出力として7.5kWと表記されているものの中でも、圧縮機メーカーにて10HPの仕様となっているものをkWに換算して表示しているものがあります。これらのものは厳密には7.46kWであり定期点検対象外となります。下記、定期点検対象外となる製品が対象となりますが、それ以外の製品はお問い合わせください。

●7.5kWと表記されていて定期点検対象外となる製品  (お客様要求による個別仕様装置及び特注装置は除く)

・冷熱衝撃装置
  TSA-71H-W、TSA-201S-W、TSA-301L-W、TSA-202EL-W、TSA-302EL-W、TSA-202ES-W、TSA-72EH-W、TSA-202E-W、
  TSA-203EL-W、TSA-303EL-W、TSA-203ES-W、TSA-73EH-W
・中型恒温恒湿器
  SML-2、SMU-2、SMS-2、SMG-2

<管理者(機器の所有者、使用者)様の具体的な実施事項 記録と保存について>

製品ごとに、管理者名称・機器の所在・フロンの初期充填量・点検・修理・冷媒回収・冷媒充填等の履歴を記録し、製品を廃棄されるまで管理してください。記録簿は、電子媒体または紙による記録、保管とし、記録の様式は特に指定はありませんが、一例として簡易点検記録表、漏えい点検整備記録表を掲載しますのでご利用ください。記録表は製品を売却、廃棄するまで保存が必要です。
注)  簡易点検記録表、漏えい点検整備記録表はあくまでも一例になります。お客様の責任において確認のうえご利用ください。

記録表 内容
簡易点検記録表(Excel) 用途
3カ月に1回以上の簡易点検時にご利用ください
※圧力計、凝縮器(フィルター)、ストレーナー(パッキン)の清掃の製品別必要有無はこちら
漏えい点検整備記録表(Excel) 用途
管理者名称・機器の所在・フロンの初期充填量・点検・修理・冷媒回収・冷媒充填等の履歴の記録時にご利用ください。なお、簡易点検の実施記録は、簡易点検記録表のみでも構いません。

ご利用時のご注意(2016年3月29日 告示第二号対応GWP値)
2016年3月29日の改正に適応しています。2016年度以降の実績記録は左の「漏えい点検整備記録表(EXCEL)」をご利用下さい。
以前のバージョン(2016年10月30日以前にダウンロードしたもの、漏えい点検整備記録表にバージョンの記載がないもの)は2016年3月29日の改正に対応していないため、2016年度以降の実績記録に使用できません。

漏えい点検整備記録表のGWP値改訂内容
   R508A(TP5R3) 13214⇒5770
   R412A(TP5R) 2286⇒1840
   R509A(TP5R2) 5741⇒796
   R502 4520⇒4660
   R507A 5560⇒3990
   R13B1 7140⇒0
※弊社使用冷媒のみ掲載
冷媒として充填されているフロンの種類及び量について 製品貼付のフロン銘板をご確認ください。(2002年以降の製品に貼付)
圧縮機電動機出力値について 仕様書をご確認ください。

尚、フロン排出抑制法の詳細については環境省のHPをご確認ください
http://www.env.go.jp/earth/ozone/cfc/law/kaisei_h27/index.html

お問合せ先:カスタマーサポートデスク  TEL フリーコール 0120-701-678
https://www.espec.co.jp/inquiry/customer-jp.php

以上

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